歯ぎしりと眠り枕を替える前に、
知っておきたいこと。
歯ぎしり・食いしばりは、起きている間にも、眠っている間にも起こります。
このページでは眠っている間のことを中心に、枕や寝方、いびきとの関係を、今わかっている範囲でまとめました。
自分では、気づきにくい。
眠っている間に、かむ筋肉が強く働くことがあります。

枕やマットレスで、
歯ぎしりは治る?寝具と寝方のこと
- 枕の高さ・マットレスの硬さ・寝る姿勢は、眠りの心地よさや、首・顎まわりの感じ方に関わることがあります
- ただ、「この枕なら歯ぎしりが治る」と言える十分な根拠は、今のところありません
- 歯ぎしりのためだけに、高い寝具を買う必要はありません。首や顎が楽で、ぐっすり眠れるものを選んでください(いびきが大きい方は、下の「いびき」もご覧ください)
横向きと仰向け、どちらがいいですか
歯ぎしりだけなら、これが良いと決まった姿勢はありません。首や顎が楽で、眠りやすい姿勢を選んでください。大きないびきや、息が止まると言われたことがある方は、自己判断せず医療機関にご相談ください。

大きないびきを、
指摘されたら。歯ぎしりとは別に、見逃したくないこと
- 歯ぎしりと睡眠時無呼吸症候群は、一緒にみられることがあります
- ただし、どちらがどちらの原因になるのかは、まだはっきりしていません
- 歯ぎしりだけの問題と決めつけないことが大切です
- 大きないびきを毎晩のようにかく
- 眠っている間に、息が止まっていると言われた
- 日中、強い眠気で困っている
睡眠外来・呼吸器内科・耳鼻咽喉科などで診ています。
ひとつの方法だけで、
考えません。
歯のすり減り、かむ筋肉の張り、日中の癖を診て、合う方法をご一緒に選びます。
くわしく見る ▶
- 朝、顎が疲れている・重い
- 歯ぎしりを指摘された
- 歯や詰め物が欠けやすい
- 頬の内側や舌のふちに、歯のあとがつく
- 起きたとき、こめかみや顎のまわりがつらい
- 日中も、気づくと歯をかみしめている
どれか1つあてはまるだけで、歯ぎしりと決まるわけではありません。
よくあるご質問
枕を替えれば、歯ぎしりは治りますか?
治ると言える十分な根拠は、今のところありません。眠りやすい枕を選ぶことは大切ですが、歯ぎしりのためだけに高い枕を買う必要はありません。
マウスピースをすれば、歯ぎしりは止まりますか?
ナイトガードは歯を守るための装置で、歯ぎしりそのものを止めることを目的としたものではありません。歯のすり減りや、詰め物が欠けるおそれを減らします。いびき・無呼吸のためのマウスピースとは別のものです。
ボトックスをすれば、歯ぎしりはなくなりますか?
咬筋の働きを注射で一時的に弱める治療で、歯ぎしりの原因そのものを治すものではありません。効き方には個人差があり、期待したような変化を感じられないこともあります。自由診療で、適応外使用の治療です。
いびきと歯ぎしりは関係ありますか?
一緒にみられることはありますが、どちらが原因かは、まだ分かっていません。大きないびきや、息が止まると言われたときは、睡眠を診る医療機関にご相談ください。
どこに相談すればいいですか?
歯のすり減りや顎の疲れは、歯科でご相談ください。いびきや日中の眠気が気になるときは、睡眠外来などの医療機関が向いています。

RESERVATION
「歯ぎしりの相談で」と
お伝えください。
- インターネットは24時間、お電話は診療時間内で承ります
- そうお伝えいただければ、お時間を取ってご説明します
- 咬筋ボトックスの相談・診察は無料です
- ※自由診療(保険適用外)で、全額自己負担です。初回55,000円、2回目以降39,000円(いずれも税込)。相談・診察は無料です。
- ※効き始めは2〜4日、持続は3〜4か月ほどが目安で、個人差があります。
- ※主な副作用:内出血・腫れ、かみにくさ、笑いにくさなど。まれに飲み込みにくさ・息苦しさ・全身の脱力。
- ※食いしばり・歯ぎしり目的の注射は、承認された効能・効果と異なる「適応外使用」です。使う薬剤は国内の承認品で、正規流通ルートから入手しています(個人輸入品は使いません)。同じ目的で国内承認された医薬品はありません。
- ※この目的で承認している国は確認できず、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。万が一重い副作用が出た場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
費用・リスク・適応外使用について、くわしく読む
咬筋へのボツリヌス治療は自由診療(保険適用外)です。 費用は初回 55,000円(税込・両側。薬剤・施術・2週間後の確認を含みます)、効果が薄れてからの2回目以降の施術は 39,000円(税込)です。 相談・診察に費用はかかりません。効果があらわれるまでの期間は2〜4週間、持続期間は3〜4か月ほどが目安で、個人差があります。 主なリスク・副作用として、注射部位の内出血・赤み・腫れ、かむ力の弱まり、かんだときの局所的な膨らみ(PMB)、笑いにくさ、発熱・吐き気・頭痛、 くり返しによる効きにくさがあり、まれに飲み込みにくさ・息苦しさ・全身の脱力、強いアレルギー反応、けいれん発作が起こることがあります。 使用する薬剤はボトックスビスタ®(アッヴィ合同会社)で、国内で承認された製剤を製造販売元の正規流通ルートから入手していますが、 食いしばり・歯ぎしりを和らげる目的での咬筋への注射は、承認された効能・効果と異なる使用(適応外使用)にあたり、 国内に同じ目的で承認された医薬品はなく、万が一重い副作用が出た場合も医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
- 承認された使い方と異なること
- ボトックスビスタ®が日本国内で承認されている効能・効果は「65歳未満の成人における眉間・目尻の表情じわ」と「65歳未満の成人における咬筋膨隆(えらの張り)」です。 咬筋への注射が承認されているのは、えらの張りを改善する目的の場合です。 当院が注射するのも同じ咬筋ですが、目的は食いしばり・歯ぎしりの力をゆるめることで、承認された効能・効果とは異なるため、適応外使用にあたります。 承認があることは、当院の使い方の効果や安全性を国が認めたという意味ではありません。 また、お薬の説明書(添付文書)には、承認された効能以外には使用しないよう警告が記載されています。
- 入手経路
- 製造販売元であるアッヴィ合同会社(アラガン・エステティックス)の正規流通ルートから購入した、国内承認品です。個人輸入・並行輸入は行っていません。
- 国内の承認医薬品の有無
- 食いしばり・歯ぎしりを和らげる目的で、国内で承認を受けた医薬品はありません。 当院が使う薬剤そのものは国内で承認を受けていますが、承認されている効能・効果および用法・用量と、当院での使用目的・方法は異なります。
- 諸外国における安全性等の情報
- 食いしばり・歯ぎしりを和らげる目的で、この薬剤を承認している国は、当院が確認した範囲では見つかっていません(2026年10月確認)。 そのため、この使い方での重大なリスクが、十分に明らかになっていない可能性があります。 なお米国では、同じ有効成分の製品の説明書に、注射した場所から薬の作用が広がり、全身の脱力、物が二重に見える、まぶたが下がる、飲み込みにくさ、息苦しさなどが起こるおそれについて、もっとも強い警告が記載されています。
- 医薬品副作用被害救済制度
- 医薬品副作用被害救済制度は、医薬品を添付文書に従って適正に使用したにもかかわらず、入院が必要になるほどの重い副作用が起きた場合などに、医療費などを給付する国の制度です。 当院の食いしばり・歯ぎしりを和らげる目的の注射は、承認された効能・効果と異なる使い方のため、万が一重い副作用が出た場合も、この制度の対象外となります。 制度のくわしい内容は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)のページでご確認いただけます。
- 費用の負担
- 自由診療(保険適用外)です。費用は全額自己負担となります。金額は上の※と、この折りたたみの冒頭をご覧ください。
当院は、適応外使用であることをお伝えしたうえで、ご希望とご同意のある方だけに行っています。 分からないことは、無料相談のときに何度でもお尋ねください。 くわしくは咬筋ボトックスのページをご覧ください。
- ※ページ冒頭の写真はイメージです。
- ※ページ内の人物の写真は、AIで作ったイメージです。実際の患者さんではありません。